2024 年 12月 27日 (金)
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スマホ・PCでの放送視聴時間が減少…ウィズコロナの影響

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韓国で昨年、スマートフォンやパソコンでの放送番組の視聴時間が前年より減ったことがわかった。新型コロナウイルス感染以後、2020年にはスマートフォンとパソコンでの放送視聴時間が急増したものの、昨年施行されたウィズコロナ政策の影響を受けて減少したという分析だ。

放送通信委員会はこのほど、「2021年Nスクリーン視聴形態」の調査結果を発表した。

調査対象はスマートフォンとパソコンで提供されるリアルタイムおよび非リアルタイム(VOD)放送プログラムと有料放送プラットフォームで提供するVOD放送プログラムでOTTは対象ではない。

今回の調査結果によると、昨年、スマートフォンで1カ月以内に1回以上放送番組を視聴した利用者は70.02%だった。ウィズコロナの施行と室内メディアの利用時間減少などの影響で、月平均視聴時間は前年比で5.29分減少した137.37分となった。

個人別の月平均チャンネル視聴時間はtvN(14.33分)▽MBC(14.16分)▽SBS(13.03分)▽JTBC(12.04分)▽TV朝鮮(10.69分)――の順だった。ジャンル別に最も多く視聴した放送番組は、娯楽ではSBSの「ランニングマン」▽ニュース・報道ではMBC「ニュースデスク」▽ドラマではtvNの「ヴィンチェンツォ」――だった。

パソコンを利用して1カ月以内に一度以上放送プログラムを視聴した利用者は28.59%で、月平均視聴時間は2020年に比べて28.32分減少した43.05分。スマートフォンよりパソコンでの視聴時間がより大きく減った。

個人別の月平均チャンネル視聴時間は、OGN(5.61分)▽Mnet(4.03分)▽tvN(2.99分)▽SBS(2.91分)▽SBSfunE(2.23分)――の順だった。ジャンル別に最も多く視聴した放送番組は、娯楽ではKBS2「スーパーマンが帰ってきた」▽スポーツは「OGN 2020 LoL ワールドチャンピオンシップ」▽ドラマはtvN「賢い医師生活2」――だった。

同じ条件で有料放送VOD視聴世帯は29.13%、月平均視聴時間は前年比9.69分増加した33.89分となった。世帯当たりの月平均チャンネル視聴時間はtvN(8.1分)▽SBS(6.47分)▽JTBC(4.51分)▽MBC(4.28分)▽KBS2(3.79分)――の順だった。ジャンル別では娯楽ではMBCの「撮るなら何する」▽ドラマはtvNの「ヴィンチェンツォ」▽ニュース・報道ではSBS「それが知りたい」――の順だった。

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