
アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)のホームページに韓国の国旗として北朝鮮国旗が掲載されるミスがあり、議長国のアラブ首長国連邦(UAE)側が韓国政府に謝罪の意思を伝えた。
COP28は先月30日にドバイで開幕。約200カ国が12日まで気候変動への対応策を議論する。
ミスがあったのは総会ホームページの「水素認証制度に対する相互認定宣言文」の参加38カ国リスト。韓国の名称とともに北朝鮮の「人共旗」が掲載された。
韓国側がUAE側に抗議した結果、UAE側はリストから各国の国旗をすべて削除する措置を取った。国名表記もそれまでの「韓国」から公式名称の「大韓民国」に変更された。
外交筋によると、UAEのCOP28議長室高官は今月6日、韓国外務省に「申し訳なく思う」と謝罪したうえ「COP28議長も深い遺憾を表明した。韓国に謝罪の意を伝える」と明らかにした。
UAE側は「韓国の抗議を受けて36分で措置を取った。寛大に了解してほしい。絶対に発生してはならないとんでもないミスであることを認める」と韓国側に伝えてきたという。
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