
韓国の20代男性がオンラインコミュニティに「努力して貯めたお金なのに、勝手にカードを使われた」と書き込み、無断で自分のクレジットカードを使った友人との関係を断つべきかという悩みを打ち明けた。
男性は20代の初めから寝る間も惜しんで働きに働き、米国株への投資もうまくいって約4億ウォン(約4000万円)をためた。「ケチだ」「そんなに貯めてどうする」「人生楽しまないと」といった言葉を何度も浴びながらも、地道に節制してきたのだ。
地元の全羅道(チョルラド)の大学に進学し、頼れるのは大学時代の友人だけ。そんな男性が最近、久しぶりにソウルで友人たちと再会した。1次会と2次会は友人が支払うことになっており、3次会は割り勘の予定だった。
3次会の会計は約10万ウォン(約1万円)。しかし、男性がトイレに行っている間に、友人の1人が男性の財布から勝手にカードを取り出して会計を済ませた。また、別の友人はネットカフェで、男性が知らないうちに同じように彼のカードで料金を支払っていた。
帰宅後、カード利用明細を確認して事実を知った。男性は「金が惜しいかどうかではない。人のカードを無断で使ってよいのか」と腹を立てた。「礼儀に反するし、正直縁を切りたい気持ち」なのだが、「一緒に旅行積立もしているし、大学時代からの数少ない友人だし」という葛藤もある。
ただ、ネットユーザーからは非難の声が殺到。「無断使用は完全にアウト。家族でも許されない」「その場で言えない関係なら、それはもう“友達”ではない」「一線を超えている。絶縁すべきだ」といった厳しい意見が相次いでいる。
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