
韓国のオンラインコミュニティに5日、「生活保護受給者の母が嫌いです」というタイトルの投稿があった。母が娘に「お金持ちの男性を誘惑して妊娠しろ」と強要するというのだ。
投稿したのは20代前半の女性。「母は無計画にお金を遣う。突然『車が欲しい』と言い、手持ちの全財産で350万ウォン(約39万円)の中古車を衝動買いした」と明かした。女性はそのせいで公共料金も家賃も払えず、小学生の頃は何カ月も大変な思いをした。その車は3カ月ほどで故障し、修理費が出せず廃車にしたという。
また、突然「運動しよう」と言って室内用自転車を買ってきたかと思うと、知人の前では見栄を張って30万ウォン(約3万3000円)分の焼き肉代を支払ったりする。「時々おごらないと周囲に軽く見られる」と言うのだが、生活保護受給者の家計には大きな打撃だ。
そのうえ「お金持ちの男性を誘惑しろ」とけしかける。女性は小さなスタートアップ企業の事務職をしており、狙いは30代後半で独身の社長。「社長はソウル大学出身の優秀な実業家。私なんて相手にしない」と言うと、母親は「男は押せば落ちる。とにかく妊娠すればいい」と言い張ったという。
先月、母が足を怪我して一緒に病院へ行った際も、「あの医者、お前のことを特別な目で見ている。誘惑してみろ」と言われた。あきれていると、「私があんたの年齢なら、お金持ちの男を100人は落としていた」とため息をつかれた。
女性は一生懸命に働いて、毎月50万ウォン(約5万5000円)を貯金している。だが、母親は「貯金して何になる?」と愚痴る。
女性は「人生が壊れてしまいそうで、どうすればいいのかわからない」と苦悩を語った。
ネットユーザーからは「本当にこんな母親が存在するのか? すぐに自立して家を出るべきだ」「娘を食い物にしようとしている」「母親と縁を切らないと一生足を引っ張られる」といった声が上がっている
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