2025 年 1月 25日 (土)
ホーム政治韓国「非常戒厳」から50日余り…「政権維持」45% vs 「政権交代」44%で拮抗

韓国「非常戒厳」から50日余り…「政権維持」45% vs 「政権交代」44%で拮抗

最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表(c)news1

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領による「非常戒厳」宣布から50日余りが経過した時点で、次期大統領選挙について「政権を維持すべきだ」との意見が「政権交代すべきだ」との意見を僅差で上回る世論調査結果が明らかになった。

韓国紙「朝鮮日報」がケースタットリサーチに依頼して21~22日、全国の満18歳以上1005人を対象に実施した調査によると、「与党候補が当選して政権を維持すべきだ」との回答は45%、「野党候補が当選して政権交代すべきだ」との回答は44%だった。

仮想の一騎打ち対決では、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表が37~38%の支持を得て、与党候補を8~14ポイント上回る結果となった。イ・ジェミョン代表はキム・ムンス(金文洙)雇用労働相との対決で37%対29%、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長との対決で37%対28%、ホン・ジュンピョ(洪準杓)大邱市長との対決で38%対28%と、それぞれ優位を保った。

与党内の大統領候補支持率では、キム・ムンス氏が15%、ホン・ジュンピョ氏が11%、オ・セフン氏が8%、ユ・スンミン元議員が7%、国民の力のハン・ドンフン(韓東勲)前代表が7%、アン・チョルス(安哲秀)議員が4%、イ・ジュンソク(李俊錫)改革新党議員が3%という順で支持を得た。

一方、野党内ではイ・ジェミョン代表が31%の支持率で圧倒的首位となり、次いでキム・ドンヨン京畿道知事が7%、キム・ブギョム元首相とウ・ウォンシク(禹元植)国会議長がそれぞれ6%、キム・ギョンス元慶尚南道知事とパク・ヨンジン元民主党議員がそれぞれ2%の支持を得た。

(c)news1

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