韓国の女性が、体に障害のある隣人男性の異変に気付き、救助につなげた心温まるエピソードが消防士のSNS投稿で伝えられた。
それによると、エレベーターのない3階建て集合住宅に住む女性が、毎朝顔を合わせる隣人男性が3日間も姿を見せないことを不審に思い、この建物に管理人がいないため自ら安否確認に動いた。
隣室を確認すると、室内で男性が意識を失い、倒れていた。男性は生まれつき脳病変と知的障害を抱えており、転倒によるけがで口元から血を流していた。女性はすぐに119番通報した。
女性は「もっと早く通報できたはず」と涙ながらに謝罪したが、到着した消防士(=投稿者)は「早急な対応が素晴らしかった」と称賛した。
SNS上でも「真の隣人愛」「住む場所の大小で人の価値を測るべきではない」と女性をたたえる声が寄せられている。
消防士は「貧しい地域であっても心に花を咲かせる人はいる」と感動のコメントを添えた。
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