母親が苦労して作ったキムチを、結婚後4年間も自分の実家に分け与え続ける義姉の行動に悩む女性のエピソードが、韓国のオンラインコミュニティで注目を集めている。
その女性の投稿によると、母親は義姉が負担を感じないよう、これまで一度もキムチを漬ける作業を手伝わせたことがないという。キムチを漬け終わると、茹で豚とともに新鮮なキムチを振る舞い、キムチだけを持たせるのが恒例だった。
女性は「母の手作りキムチは非常に美味しく、叔母たちも『キムチはできたか』と電話で確認するほどだ。義姉も20kgほど持って帰るのに、母への感謝のプレゼントや金銭を渡したことは一度もない」と指摘した。
最近、兄と義姉の夫婦が実家に来た時、「今年はもっとキムチを分けてくれないか」と告げたという。その理由が「義姉の実家と半分ずつ分けるため」だという。義姉の実母は料理が苦手で、これまでキムチを買って食べていたらしい。
女性は投稿で「こうした行動を無邪気に話す兄にも腹が立つし、義姉とその実家にも嫌気がさす。私が意地悪なだけなのだろうか」と問いかけた。
この投稿に対し、ネットユーザーたちから多くの意見が寄せられ、「普通に驚いたふりをして『まだ足りないの?』と聞いてみろ」「20kgをタダで持っていくなんてありえない」「兄に話せ。キムチの材料費が高いし、母も年を取っているのでせめて材料費ぐらいは渡せと言え」「キムチ作りがどれだけ大変かわかっていない」など、批判的な意見が相次いだ。
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