韓国・済州道(チェジュド)の西帰浦にある食堂に「脂身サムギョプサル」騒ぎが飛び火する中、大邱(テグ)でも似たような事例が発生したようだ。オンラインコミュニティに2日、「大邱某豚肉脂身専門店」というタイトルの投稿があった。
投稿者は「肉を焼いてくれるシステムの店で、最初に肩ロース2人前、サムギョプサル1人前を注文した。追加でサムギョプサルを注文し、出てきたのがこれだ」として写真を公開した。
そこには鉄板の上に載った白い「物体」が写っている。脂身だらけのサムギョプサルだ。赤身はごく一部。80%以上は脂身にみえる。
投稿者は店員に「これを切って鉄板に油を引けばいいんですね」と嫌みを言った。すると店員は「おいしい所を切ってあげたのだ」と何食わぬ顔で答え、交換には応じてくれなかったという。
仕方なく精算して店を出た投稿者は「どうか良心的であってほしい。あんなひどい肉を出してくるとは。問題は店長の姿勢だ」と強調した。
ネットユーザーたちは「商売を長く続ける気持ちがないのだろう」「我が家の子犬も食べないビジュアル」などと投稿者に共感した。
脂身サムギョプサル騒ぎは先月、済州の有名食堂で食事した客がオンラインコミュニティに脂身90%以上のサムギョプサルの写真と領収書を掲示したことで拡散。その後、各地で同様の「告発」が続いている。
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