韓国の現代カードの海外利用額が1年前より81％急増した。ライバル会社の増加率の2倍に当たる数値だ。海外で汎用性の大きいアップルペイを導入した影響とみられる。
先月末、国内カード会社9社（新韓・サムスン・KB国民・現代・ロッテ・BC・ウリィ・ハナ・NH農協）の個人クレジットカード会員が海外で決済（一括払い）した累積金額は10兆7720億ウォン（1ウォン=約0.114円）だった。海外旅行の本格的な再開で、昨年10月の7兆2903億ウォンから47.8％増えた。
目立つのは現代カード。今年10月の海外一括払い決済額は2兆461億ウォンで1位だった。1年前の1兆1305億ウォンから81.0％増えた。この期間、他の上位カード会社の増加率は▽新韓カード41.3％▽サムスンカード41.0％▽KB国民カード44.4％――など現代カードの半分程度だった。
現代カードに続いたのはハナカードだ。先月の海外一括払い決済額は、昨年同期（6306億ウォン）比46.0％増の9200億ウォンだった。ロッテカード（36.0％）やBCカード（37.1％）など急成長しているカード会社と比べても高い数値を記録した。
(c)MONEYTODAY
