ポーランド空軍に納入されたFA-50GF1号機と2号機が15日、ポーランド国軍の日記念行事で現地で初めて飛行した。韓国航空宇宙産業(KAI)が16日、発表した。
今回の行事はFA-50がポーランド空軍が保有するミグ-29と編隊で登場して飛行した後、ミグ戦闘機が編隊を離脱する世代交代の場面を演出した。米国、フランスなど先進国が席巻した欧州航空機市場に韓国航空機の存在感を知らせたというのがKAIの説明だ。
特に、ロシアのウクライナ侵攻で欧州内の軍事的緊張が高まった状況の中、FA-50が初めて登場したという点で注目されている。ポーランドは1920年、旧ソ連を相手に収めた勝利を記念して、8月15日を国軍の日と定め、行事を開いている。
首都ワルシャワで初飛行を終えたFA-50GFは、今月26~27日に開かれるポーランドのラドムエアショーで地上展示と試験飛行を通じてポーランド国民に公開される。3・4号機も9月中に納入を準備する計画であり、今年末までに計12機が納入される。
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