2024 年 5月 21日 (火)
ホーム経済流通韓国・自動車市場も高齢化の陰…50代と60代の比重高く

韓国・自動車市場も高齢化の陰…50代と60代の比重高く

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韓国で20~30代の若年層より60代以上の高齢層の新車購入が急速に増えている。若年層は人口減少と就職難で車の購入が遅れる一方、高齢層は退職後も自営業などのための需要が続いているのが要因とみられる。

「CARISYOUデータ研究所」の今年1~7月の年代別新車登録現況によると、60代以上の新車登録台数は16万6209台で全体の33%を占めた。昨年同期に比べると30.5%増えた。

50代の新車購入は昨年同期比21%増の20万台超となり、全年齢層で最も多かった。

一方、20代の新車購入は4万6415台に過ぎず、30代と40代の新車登録も昨年よりそれぞれ6.4%と8.3%増にとどまった。

50代から70代までの新車購入が増加した理由は、退職後も働き続けるためと見られる。実際、こうした層に最も選ばれているのは仕事などに使われる1トントラックだという。

業界関係者は「50代以上では現代自動車ポーター、起亜ボンゴなど商用車やタクシー用のモデルが人気が高い。20~30代の若年層は人口が減り、結婚や就職が遅れ、新車購入時期も遅れている」と分析している。

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