韓国全羅南道(チョンラナムド)麗水(ヨス)で今年5月、タクシー運転手の男性にセクハラ行為をしたとして、全羅南道麗水警察署は強制わいせつ容疑を念頭に、20代の女性乗客に対する捜査を進めている。
同署への取材によると、麗水の繁華街で5月24日午前1時ごろ、この女性は男性の運転するタクシーに乗車。目的地に到着しても下車せず、「足を触ってほしい」と数回、男性の腕を引っ張るなどセクハラ行為に及んだ疑い。この際、女性は「警察に通報しないから心配するな」「私は花蛇(金目当てに男を誘惑する女)ではない」などの言葉をかけ、要求を続けたという。
同署は男性からの告訴状を受理して捜査を進めた。車内映像の分析などから、女性が、下車した場所から300mほど離れた場所に住む人物であることを突き止めた。
警察当局は女性に対する強制わいせつ容疑の適用を検討している。また、女性が男性をそそのかして何らかの行為をさせ、その様子を記録して金品を脅し取るなど、計画的犯行の可能性も視野に捜査を続けている。
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