韓国で対話型人工知能(AI)「チャットGPT」が書いた本が相次いで出版を迎える。AIが直接書いた本もあれば、著者と一緒に執筆した本もあり、形式は多様だ。
「チャットGPTに尋ねる人類の未来」(東アジア)は脳科学者キム・デシク教授がチャットGPTと交わした対話を収録した。愛、正義、死など形而上学的なテーマを土台にキム教授が質問し、チャットGPTが答える形式だ。曖昧に答えるチャットGPTに教授が絶えず質問し、AIの話し方と特性、限界と可能性を見せてくれる。
出版社側は「本のすべてのコンテンツをチャットGPTと共に作っていきながら、著者は引き続き質問を投げかけ、足りない部分を突いて話を引き出した」と説明している。27日に出版される予定だ。
スノーフォックスブックスは、AIが執筆から翻訳、矯正・校閲まですべて担った「人生の目的を探す45種類の方法」を出版すると明らかにした。
計45章からなり、縁、満足、幸せなどを主題に明確な目的意識を持って幸せな人生を送る方法を助言する自己啓発書だ。チャットGPTに章別に原稿を要求した。通常数カ月かかる出版過程をわずか7日に短縮できたという。
出版社側は「この本は大衆の好奇心に直接飛び込んでみようとする出版人の職業的探検で企画された。AIが書いた原稿と人間が書いた原稿を判別できるか、という疑問の答えを得るための作業だった」と伝えた。
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