ソウル市教育庁がアラブ首長国連邦(UAE)人工知能開発企業の「アレフ・エデュケーション」(Alef Eduation)と学習プラットフォーム開発のために手を組んだ。
アレフ・エデュケーションが開発した人工知能基盤の学習プラットフォーム「アレフ・エデュケーション・プラットフォーム」はUAE全域で300以上の公立、私立学校で学生12万人が使用しており、インドネシア、アメリカ、カナダの学校でも活用されている。同プラットフォームは、個別の対話型マルチメディアコンテンツ、学生のリアルタイムでの達成水準を提供するダッシュボードなどをサポートする。
教育庁はアレフ・エデュケーションとの協力を通して、教育庁が開発した遠隔授業支援プラットフォーム「newSSEM」の高度化を推進する。アレフ・エデュケーションが保有する教育における人工知能の活用事例と世界的な情報を通じて、学生カスタマイズ型教育の質を向上させるという計画だ。
さらに教育庁は、LG CNS、熊津シンクビック、ソウル大学校、慶尚南道教育庁などの外部機関と業務協約を結び、人工知能技術を教育に活用するための方案を模索している。
ソウル市のチョ・ヒヨン教育長は「人工知能をベースにしたオーダーメイド型教育を推進することにより、ソウルの生徒の未来力量強化に貢献するものと期待している」と述べた。
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