
採用面接で不合格となった就職活動中の女性に対し、企業が励ましのメッセージと靴を贈ったエピソードが韓国のSNSで紹介され、話題を呼んでいる。
女性用シューズブランド「チャッカン・クドゥ(善い靴)」の採用面接を受けた就職活動中の女性は4日、自身のSNSに「就職活動の中で最も印象に残った会社」として、同社から届いたメッセージを公開した。
女性は2026年1月に同社へ応募したものの不採用となった。しかしその後、会社から励ましのメッセージとともに靴を贈りたいとして、サイズを尋ねる連絡が届いたという。
公開されたメッセージでは、まず「私たちの扉を叩いてくださった候補者様の大切な勇気と貴重なお時間に心から感謝する」と感謝を伝えたうえで、「残念ながら今回の採用ではご縁がなかったが、面接で交わした率直な話は私たちにとっても温かい響きとなった」とつづられていた。
さらに「私たちは靴を作りながら、世界へ踏み出す女性の一歩一歩がどれほど力強く美しいものか、そしてその歩みがどれほど懸命なものかを常に考えている」としたうえで、「今回の旅はここで分かれることになったが、候補者様がこれから歩むすべての道を心から応援している」と続いた。
そして「その道が少しでも軽く快適になるよう願いを込め、私たちが作った靴をプレゼントしたい」として、靴のサイズを知らせてほしいと求めていた。
女性は投稿で「求人は少なく応募者は多い業界で、就活生への対応が厳しいことで知られているのに、このメッセージを受け取り思わず大泣きした」と振り返った。
その後、キャリアを積める別の企業への就職にも成功したといい、「この業界で面接を受けてきた中で最も印象的な会社だった」と語った。
投稿には「不合格の連絡すらしない会社も多いのに感動した」「チャッカン・クドゥに転職したくなる」「本当に“優しいブランド”だ」といった反応が相次ぎ、企業の対応を称賛する声が広がっている。
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