2026 年 3月 10日 (火)
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韓国、AI製造革新へ1000社・大学が結集…「製造AXアライアンス」発足

産業通商資源省(c)news1

韓国政府と産業界・学界が総力を挙げ、2030年までに「AI製造強国」を目指す大規模な枠組みが立ち上がった。

産業通商資源省と韓国最大の経済団体・大韓商工会議所は9月10日、1000社を超える国内企業と研究機関・大学が参加する「製造AX(Artificial Intelligence Transformation)アライアンス」を共同で発足させた。製造業の構造的危機を突破し、AIを活用した新しい産業モデルを築く狙いだ。

このアライアンスは「M.AX(Manufacturing+AX)」と名付けられ、AI工場、AI製造サービス、AI物流・流通、自動運転車、ヒューマノイド、自律航行船舶、AI家電、AI防衛、AIバイオ、AI半導体の10分科で構成される。参加するのは業種別の代表企業、AI開発企業、半導体・バッテリーなどの部品・素材企業、大学や研究機関で、データ共有や共同研究を通じてAIモデルや関連製品を開発する。

政府は2026年度から同省のAI関連予算を重点的に投じる。同省が国務会議(閣議)に提出した2026年度予算案では、今年の5651億ウォンの2倍に当たる1兆3147億ウォンが計上された。2027年以降はM.AXアライアンスの提案事業を最優先で反映し、製造業とAI企業、部品・素材企業との協力課題を重点的に支援する。

さらに関係省庁や金融機関とも協議し、AI工場の普及、AI製品の開発やインフラ整備、業種特化型AIモデルの開発に必要な大規模資金を確保する計画だ。GPU確保や実証インフラ支援、関連規制の改善にも乗り出す。

加えて、AI専門企業の育成や協力プロジェクト支援、データ標準化や規制改革を盛り込んだ「産業インテリジェンス転換促進法(仮称)」の制定も、企業や専門家を中心に議論が進められている。

キム・ジョングァン(金正官)産業通商資源相は「1000を超える企業が自発的に参加したのは、製造AXが生存の問題だという切迫した認識によるものだ。韓国製造業の競争力を基盤に、協力の相乗効果を最大化し、2030年までに製造AX分野で世界一を目指す」と強調した。

(c)news1

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