サムスン電子「C-Lab」出身のスタートアップ「プリンカーコリア（Prinker Korea）」がこのほど、世界初のデジタルタトゥープリンター「プリンカー」によるビューティーテック市場開拓を明らかにした。
2020年に発売したプリンカーSにより、プリンカーコリアは昨年、北米、欧州市場で約200万ドルの売上を記録した。
プリンカーSの特徴は使い方が簡単なこと。プリンカーアプリで、好きなタトゥーデザインを選択、あるいは自分で好きな図案をデザインして、プリンターの下部ローラーを身体部位に当てて転がせばタトゥーが完成する。「1秒タトゥー」と呼ばれている。
半永久的で、苦痛が伴う一般のタトゥーとは異なり、水では消えないが、石鹸なら消し去ることができ、日々、新しいタトゥーを入れることができる。
プリンカーに使われるインクは、食品医薬品安全処の安全基準を満たすビーガン化粧品成分として製造され、米食品医薬品局（FDA）や欧州連合（EU）の化粧品情報管理システム（CPNP）に化粧品として登録されている。
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