2024 年 5月 5日 (日)
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韓国eコマース、旧正月を控え「旅行需要」を集中攻略

先月26日午前、金浦(キムポ)国際空港の国内線庁舎が旅行客でにぎわっている(c)NEWSIS

韓国eコマース業界が競争力のある旅行商品の発売に力を入れている。旧正月(今月22日)を控えてギフト販売マーケティングでも旅行商品の需要を狙っている。消費低迷の流れがオンラインショッピング市場まで広がっているが、旅行需要だけは手堅い印象だ。

統計庁が発表したオンラインショッピング動向によると、昨年11月のオンラインショッピング取引額は前年同期比7.3%増の18兆1201億ウォン(1ウォン=約0.1円)を記録した。増加幅は昨年10月の8.2%より低い数値で、これは2001年の統計開始以来最低値だ。

2カ月連続オンラインショッピング取引額増加率が鈍化した中で、それでも取引額の増加幅が最も大きく跳ね上がった項目はまさに「旅行および交通サービス」だった。

エンデミックの影響で海外旅行需要が急激に増加し、11月の該当サービス取引額は前年同期比56.5%も増加した。これに対し、eコマース業界は消費者の旅行需要を積極的に攻略し、売り上げ規模の拡大に乗り出した。

韓国のインターネットショッピングモール「インターパーク」は新年を迎え、「航空券最低価格補償制」施行期間を2月まで2カ月延長した。インターパークは昨年10月、日本のノービザ自由旅行が開かれると、自社で購入した航空券が最低価格でなければ差額を10%支給するマーケティングを進めた。これを2月まで延長した形だ。

攻撃的なマーケティングに支えられ、インターパーク航空券販売額は最低価格補償制施行以後、記録的に増加している。昨年10月には1000億ウォンを超え、11月には1212億ウォンで業界最高水準を記録した。

旧正月を控えたギフトセット販売イベントでも、旅行関連商品を相次いで披露している。

通販サイト「Gマーケット」は今月17日まで、旧正月に向けたプロモーション「旧正月ビックセール」を進めている。旅行テーマ館である「旅行ラウンジ」で100社以上の提携会社が参加するプロモーションを開催する。具体的に▽京畿道龍仁のテーマパーク「エバーランドリゾート」2万ウォン台▽「済州(チェジュ)新羅(シルラ)ホテル」25万ウォン台▽福岡への航空券10万ウォン台▽「パシフィック・アイランド・クラブ・グアム」60万ウォン台の商品――など特価商品が購入できる。

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