2024 年 4月 30日 (火)
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韓国消費者「化粧品は百貨店の代わりに買い物アプリで」…30~40代を取り込んだ「ビューティーカーリー」

(c)news1

韓国の買い物アプリ「Kurly(カーリー)」のビューティープラットフォーム「ビューティーカーリー」が30~40代を中心に急速に成長している。中・低価格商品中心のオンラインプラットフォーム内で、ラグジュアリー商品群を中心にマーケティングを強化した結果だ。

デュアルアプリであるカーリーアプリ内でビューティーカーリーを利用するために加入する人数も次第に増え、ビューティープラットフォームとしての地位を確立した。

カーリーによると、昨年のビューティーカーリーの取引額は、サービス発足1年で3000億ウォン(1ウォン=約0.11円)を記録した。韓国の有名百貨店のビューティーコーナー10~15カ所の年間売り上げを合算したレベルまで規模が大きくなったのだ。

このうち70%は30~40代の顧客であることがわかった。マーケットカーリー固有の商品キュレーションと便利な配送サービスに満足した3040世代の顧客層がビューティーカーリーを愛用した結果と分析される。

目立つのは最近、カーリーでビューティーだけを購入する人が発売初期に比べ3倍近く成長したという点だ。現在、カーリーは一つのアプリで食品と化粧品を一緒に購入できるようにマーケットカーリーとビューティーカーリーをデュアルアプリ構造で運営している。

初期のビューティーカーリーがマーケットカーリーの認知度を中心に成長したのに対し、最近はビューティープラットフォーム自体としての影響力を拡大したようだ。現在までビューティーカーリーの合計注文数は600万件だ。毎月実施されるビューティーカーリーのセールイベント「ビューティーカーリーフェスタ」でビューティー商品を購入した顧客は200万人を突破した。

ビューティーカーリーは中低価格製品が中心のビューティープラットフォームの間でラグジュアリー製品群に集中した結果、30~40代の顧客を素早く呼び込んだ。現在、ビューティーカーリーの入店ブランドは1000あまりで、ラグジュアリーラインの割合は3分の1を超えている。全製品は直売所を通じて販売する。従来、百貨店や免税店を訪れて購入できた商品群を一度に買い物かごに入れて、翌朝受け取ることができるようにしたのが人気の要因だ。

ビューティーカーリーは百貨店の化粧品をオフラインより安く、サンプルまで付けて顧客を魅了した。購買力のある30~40代の顧客は、これまで百貨店に立ち寄って購入していたラグジュアリー商品群を、ビューティーカーリー割引イベント期間中に大量に購入した。実際、ビューティーカーリーはブランド別販売量上位には1位の雪花秀(ソルファス)を含め、ラグジュアリービューティーブランド7つが占めている。

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