2024 年 4月 30日 (火)
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韓国新興企業、屋外の移動ロボット運行へ…安全認証を取得

ソウルのテヘラン路で配達業務をするニュービリティーの自動運転ロボット「ニュービー」(c)KOREA WAVE

韓国のロボ開発スタートアップ「ニュービリティー」は1月31日、韓国で初めて屋外移動ロボット運行安全認証を取得したと明らかにした。

ニュービリティーは同日、産業通商資源省指定の運行安全認証機関である韓国ロボット産業振興院で実施された屋外移動ロボット運行安全認証授与式に参加し、合法的な歩道走行を確認する運行安全認証書の交付を受けた。

運行安全認証の取得には▽ロボットが安全に屋外環境で運行できるかどうか▽速度制御や非常停止▽障害物感知▽横断歩道通行▽運行区域順守▽管制装置――など、安全基準に明示された16項目を全て満たす必要がある。

これまで屋外移動ロボットは、規制サンドボックス実証特例制度を通じて制限された地域だけで運行が可能だった。昨年11月、知能型ロボット法改正案の施行とともに運行安全認証を取得した屋外移動ロボットは、道路交通法上、歩行者と同じ法的地位を持つようになり、地域制限なしに歩道の走行が可能になった。

認証を受け、ニュービリティーは国内外の15の事業所で実証特例を通じて運行してきた自動運転配達やパトロールロボットのサービス圏域を全国に拡大。レジャー型、コミュニティー型、都心型など、環境に応じてさまざまな機能を備えたロボットサービスを提供する予定だ。

ニュービリティーのイ・サンミン代表は「今回の認証でロボットの安全基準が標準化され、より多様で革新的なサービスを提供できる基盤が用意された。安全で信頼できるロボットで、私たちの生活に肯定的な変化と便利さを提供できるよう、技術開発とサービス提供に拍車をかけるだろう」と明らかにした。

(c)KOREA WAVE

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