2024 年 9月 8日 (日)
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韓国人の心を打った「ハハハ」と笑う中小企業社長の太っ腹物語

(c)news1

韓国の電子掲示板サイト「DCインサイド」の中小企業ギャラリーに最近、次のような投稿があった――。

会社が嫌で、毎日、転職のことだけを考えていた。でも母が病気のため辞めるわけにもいかない。運悪いことに、私の自宅近くに社長が住んでいる。時々、運転手役をやらされ、イライラしていた。

先日、社長が「酒を飲んだ。代わりに運転してほしい」という。腹が立ち、ガードレールに激突してやろうかと思った。

その時、社長が私に尋ねた。「最近、大変なことはないか」。私は「ありますが、仕事の話ではありません」と口をつぐんだ。

だが、社長はあまりにもしつこく尋ねるので、仕方なく、母が手術して入院したことを伝え、「お金に困っています」と打ち明けた。社長は「ハハハ」と笑っただけだった――。

投稿で強調されていたのは、ここからだ。

「ところがある朝、社長が突然、『出かけよう』と誘う。行き先は、私の母の病院だった。『さっさと済ませるには、一緒に行くのが一番だ』。何かと思えば、社長は母の入院費を精算をしてくれたのだった。社長から『今後もっと必要になったら遠慮せず言ってくれ』という言葉をかけられ、私はその場で泣きそうになった」

中小企業であれどこであれ、笑いながら仕事をすれば、良いことがあるということ――こう書き残して投稿を終えた。

ネットユーザーらは「中小企業にはそういう人間的な温かみがある」「システムが整った企業では想像もできないことだ」などの反応を記した。

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