2024 年 5月 18日 (土)
ホームライフスタイル韓国・高齢化時代「筋力改善」、健康食品市場熱く…製薬業界進出ラッシュ

韓国・高齢化時代「筋力改善」、健康食品市場熱く…製薬業界進出ラッシュ

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韓国の製薬各社が老化による筋力低下を改善する原料の開発と健康機能食品市場に相次いで参入している。

世界保健機関によると、筋肉量と筋力は30歳ごろ最大になり、40歳以降毎年1%以上するようになる。80歳では最大時の筋肉量の50%程度まで減少する。韓国は2025年に高齢人口が全体の20%以上を占める超高齢社会へと突入する見通しで、筋力改善も注目されている。

韓国ではシンシン製薬がソウル大学やソウル女子大学とともに筋減少症治療剤開発を進めている。共同研究の中で、シンシン製薬は皮膚から薬物を伝達するプラットフォーム技術を提供している。

ヒューオンスは筋力改善に役立つ健康機能食品の製品化に着手した。アリバイオも今年初め、筋力改善に役立つウコン抽出物について個別認定型原料の承認を受けた。

製薬業界では水に溶かして飲む粉末状の食品・飲料も脚光を浴びている。

サムイル製薬は昨年大豆、エンドウ、米を利用した100%植物性タンパク質飲料「イルハウ」を発売。韓美(ハンミ)薬品は五味子(チョウセンゴミシ)のエキスを活用した健康機能食品「マッスルちゃん」を販売している。

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