
テレグラムで大規模な性搾取犯罪を主導し、犯罪団体組織などの罪に問われたキム・ノクワン被告(34)に対し、ソウル高裁は無期懲役を宣告し、10年間の身元情報公開と就業制限、30年間の位置追跡電子装置の装着も命じた。
高裁は、約4年5カ月にわたり犯行を繰り返し、25件の罪が認定された点を重視。「共犯者が摘発されても犯行を続け、新たな被害者を脅迫した」と指摘した。さらに、拡散された虚偽映像の多くが現在もネット上に残っている可能性が高いとした。
被告は被害者の性的画像を利用して脅迫し、心理的に支配していたと認定され、「被害者に生涯消えない羞恥と屈辱を与えた」と厳しく非難された。
高裁はまた、「N番部屋」事件を模倣した可能性に触れ、同様の犯罪の再発を防ぐためにも厳罰が必要だと強調した。
被告は2020年から2026年にかけ、テレグラム上で「自警団」と呼ばれる組織を運営し、234人を被害者として性搾取物の制作や脅迫、性的暴行に及んだとされる。このうち10代は159人に上る。
児童・青少年49人に対する性搾取物1090点の制作や配布、成人被害者への脅迫、虚偽映像の流布、個人情報の公開なども確認された。
さらに被告は「オフ男」と呼ばれる人物を装い、被害者に性的行為を強要したうえで暴行に及び、一部にけがを負わせた疑いもある。性的暴行の映像を多数撮影・所持し、金銭を脅し取った行為も認定された。
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