新型コロナウイルスの感染拡大でしばらく低迷していた韓国のファミリーレストラン業界が再び活気を取り戻している。国内外食ブランドのサンアットフードは、米国を連想させるファミリーレストラン「キャロルズ」の展開を始めた。
bhcグループの「アウトバック」は代表メニュー「トマホークステーキ」が累積販売数が260万個を超えた。CJフードビルが運営するVIPSは、機内食の生産を開始し、消費者との接点拡大に乗り出した。
「モダンしゃぶしゃぶハウス」「シチュアンハウス」などを運営する国内外食ブランド・サンアットフードが「キャロルズ」を最近オープンした。キャロルズは1990年代の米国をコンセプトにしたレトロなアメリカンファミリーレストランだ。
新型コロナウイルスの感染拡大で低迷していたファミリーレストランが、再び活気を帯び、新たなブランドも登場している。
サンアットフードが独自開発したキャロルズは、10~20代にレトロ感覚を、30~50代にはファミリーレストランへの郷愁を刺激するなど、すべての世代を攻略する計画だ。メニューは「ベビーバックリブ」「ビーフリップ」「ケイジャンチキンサラダ」「パフェ」など、ファミリーレストランの代表的な料理で構成されている。
国内を代表するファミリーレストランの一つであるアウトバックステーキハウスは、看板メニュー「トマホークステーキ」で人気を集めている。トマホークステーキの累積販売数は2017年7月の発売開始から今年6月までに260万食を超えた。
特に、昨年以降は160万食以上販売された。アウトバックはbhcグループに買収された後、初年度の2022年から開始した新たな出店戦略と、メニューの品質改善が功を奏したと分析した。
CJフードビルは今月、イースター航空の機内食としてVIPSのメニューを提供する。VIPSが機内食メニューを発売するのはブランド発足後初めてだ。これを通じて多様な国籍の消費者との接点を拡大する一方、イースター航空の乗客の満足度を高めることに寄与する計画だ。
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