2024 年 4月 30日 (火)
ホームライフスタイルファッション韓国ムシンサ、弘大に旗艦店…150余りのブランド試着OK

韓国ムシンサ、弘大に旗艦店…150余りのブランド試着OK

ムシンサ弘大(c)KOREA WAVE

韓国ファッション通販大手のムシンサ(MUSINSA)は16日、ソウル市麻浦区の弘大入口にオフライン旗艦店「ムシンサ弘大」を開店すると発表した。

同社は「ムシンサ弘大」を前面に押し出し、オフライン事業の拡大に拍車をかける。これまでオンラインを基盤に国内ファッションブランドとともに成長してきたムシンサだが、オフライン事業を積極的に拡大していく方針だ。

「ムシンサ弘大」はストリート、カジュアル、フォーマルなどムシンサが扱う150余りのブランド商品を試着できる。これに先立ち、会社は10月27日にムシンサ初の旗艦店として南東部・大邱に「ムシンサ大邱」をオープン。今回、ソウル地域の拠点として弘大入口に旗艦店を構えた。

ムシンサオフライン旗艦店の特徴は、オンラインと同じサービスを提供するという点だ。「ムシンサ弘大」の売り場の商品に付いているQRコードをスキャンすれば、オンラインと同じ最終決済額を確認することができる。

一般的なファッション売り場は人件費、物流、賃貸料など多様な要素によってオンラインとオフラインで異なる価格体系となっている。だが、ムシンサは会員ならば誰でもオン・オフラインを問わず、同価格で商品を購入できるようにした。

ムシンサは今後、オフライン拠点の拡大に本格的に乗り出す計画だ。オフラインストアは、顧客にフィット感、素材などを直接感じてもらえる点が長所だ。

ムシンサが扱う中小ブランドの場合、単独でオフライン売り場を運営しようと思えば少なからぬ費用を負担せざるを得ない。このため、ムシンサが中小ブランドのオフライン進出を支援しようという目的もある。また、会社はオフラインストアを通じて新規顧客を確保し、海外からの観光客にも認知してもらう効果を期待している。

ムシンサ関係者は「オフライン旗艦店を通じ、多様なブランドが新たな顧客に接する機会が増えると期待する。オフラインでもファッションブランドがより魅力的に見えるよう多様なマーケティング活動を展開していく」と話した。

(c)KOREA WAVE

RELATED ARTICLES

Most Popular