2024 年 11月 27日 (水)
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韓国の病院・5年で小児科10減なのに「皮膚・眼・整形」429増というアンバランス

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韓国で最近5年間、医院級の小児青少年科病院が481カ所も閉鎖されていたことがわかった。少子化などの影響で維持が難しいのが原因とみられ、専門家は改善策が必要だと指摘している。

健康保険審査評価院の資料によると、2019~2023に新規開設された療養機関は2万7780カ所、廃業した療養機関は1万9202カ所だった。このうち医院は9324カ所が開院し、5325カ所が廃業、3999カ所が増えた。一方、療養病院は389カ所が開院したのに対し、450カ所が廃業して61カ所減った。

地域別に見ると、増えた療養機関数8578カ所のうち京畿道(キョンギド)が3154カ所、ソウルが2019カ所で60.3%がソウル・京畿道で増えていた。

医院では、増えた3999カ所のうち868カ所は医師資格を得た後も専門医資格を取得していない一般医だった。続いて内科が713カ所、整形外科498カ所、精神健康医学科483カ所の増加規模が大きかった。

人気科目に挙げられる皮膚科は157カ所、眼科は127カ所、形成外科は208カ所増加し、合わせて429カ所が増えた計算だ。

一方、小児青少年科の場合、471カ所が開業する一方、481カ所が閉鎖となり、むしろ医院規模が10カ所減少している。

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