韓国の料理店が、注文されたメニューより高い食べ物を間違って配達してしまったうえ、その店長が届け先の客の気分を害した――こんな話がこのほど、オンラインコミュニティに掲載された。
著者の女性は、新しくできた隣町のモツ鍋屋に、配達アプリで鍋1人前を注文した。2万1000ウォン（1ウォン=約0.11円）と配達料5000ウォンを合わせて計2万6000ウォンだった。
女性が食べていると店から連絡があった。2万7000ウォンの牛コプチャン鍋が間違って届いていたのだ。すでに食べていると説明すると、店側は「それは1人前ではないが、私たちのミスだから仕方ない」と電話を切った。
それほどの量ではなかったので女性は1人前の量だと思ったといい、それでも申し訳ないのでその店のレビューに高い評価をした。
数日後、女性はその飲食店へ足を運び、鍋1人前を注文。その際、経営者からとんでもないことを言われた。
経営者は「前回より量が少ないだろう。これが1人前だ。点数を下げられてはかなわないので、前もって言っておく。この前は被害甚大だった」といい、揚げ句に「あなたもよく見て食べないと」と文句を言う始末だ。
状況を見守っていた友人が「不快だ」と言って払い戻しを要請し、返金させた。
ネットユーザーたちは「間違って配達されたら、そのままもらうのが当たり前」「店側の誤りなので全部食べられても文句は言えない」などと女性に共感した。
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