2024 年 5月 5日 (日)
ホーム社会韓国の公衆トイレ、観察してみたら3人に1人は手を洗わず

韓国の公衆トイレ、観察してみたら3人に1人は手を洗わず

京畿道富川で新型コロナウイルス感染予防のために手洗いをする様子(c)news1

韓国の成人3人に1人はトイレで用を足したあと、手を洗わない――こんな実態が疾病管理庁の調査で明らかになった。石鹸を使い、30秒以上かけてしっかり手を洗う人は2%未満だった。

疾病管理庁が27日に公開した「2022年地域社会感染症予防行動実態調査」の結果によると、全国99カ所の公衆トイレを利用した成人4269人のうち、手洗い実践率は66.2%だった。昨年の調査でも66.3%で同程度だ。

手洗い実践率は「水と石鹸で手洗い」「水だけで手洗い」を合わせたもの。このうち石鹸を使った手洗い実践率は29.4%に過ぎなかった。昨年の30.6%よりも減少した。

公衆トイレで30秒以上石鹸を使って正しく手を洗ったケースは1.73%で、昨年(1.44%)より小幅に改善された。用便後、手を洗う時間は平均10.48秒で、昨年(9.15秒)より1.33秒増えた。

公衆トイレを利用した成人1552人を対象に出口アンケート調査を実施した結果、手洗いをしない理由は▽「面倒だから」が44.4%▽「習慣にならないから」が20.2%▽「忙しいから」が18.5%――だった。

(c)news1

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