2024 年 4月 30日 (火)
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韓国でベンチャー投資受けたスタートアップ54%、江南・瑞草に集中

(c)MONEYTODAY

韓国でベンチャー投資を受けたスタートアップ2社に1社はソウル江南(カンナム)・瑞草(ソチョ)区に位置していることがわかった。1000億ウォン(1ウォン=約0.1円)以上の大規模投資を受けたスタートアップも江南・瑞草区に集中していた。

スタートアップアライアンスは14日、ベンチャーキャピタル(VC)、アクセラレーター、企業主導型ベンチャーキャピタル(CVC)、金融機関など外部投資を受けたスタートアップ3496社の住所地を分析した結果、このようなことがわかったと明らかにした。

メディアに報道されたスタートアップ投資の件数を自主的に入力したスタートアップアライアンスの「スタートアップスペース」を基に調査され、M&A(買収合併)とIPO(企業公開)などEXITをしたスタートアップは除いた数値だ。

分析の結果、ベンチャー投資を受けたスタートアップのうち67.4%(2359社)はソウルに集中していた。首都圏(ソウル・京畿・仁川)に拡張すると82.3%(2877)に達した。続いて釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶尚(キョンサン)地域に5.1%(179社)、大田(テジョン)・忠清(チュンチョン)地域に4.3%(152社)があった。

ソウルを自治区別に見ると、53.6%が江南区と瑞草区に集中していた。江南区にはスタートアップ全体の39.6%(935社)が、瑞草区には14%(331社)があった。

特に、大規模な投資を受けたスタートアップの大半はソウルにあった。1000億ウォン以上の大規模投資を受けたスタートアップ60社のうち47社(78.3%)はソウル所在だった。300億ウォン以上の投資を受けたスタートアップ168社のうち69%(116社)、100億ウォン以上の投資を受けたスタートアップ459社のうち71.5%(328社)がソウルにあった。

海外に本社を置いたり、海外で創業をしたスタートアップは計116社で、スタートアップ全体のうち3.31%を占めた。海外スタートアップの中で米国国籍が72%で最も多かった。米国の中でもシリコンバレーが多数だった。

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