2024 年 5月 4日 (土)
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韓国「K-ビューティー」人気高まる海外市場は…インド・トルコ・メキシコ・タイ

KOTRA提供(c)news1

化粧品など韓国ビューティー産業が輸出多角化に成功するなか、持続的に成長するためにはインド・トルコ・メキシコ・タイの各市場を攻略する必要があるという分析が出てきた。

韓国貿易協会(KITA)国際貿易通商研究院が18日発刊した「K-ビューティー輸出現況や新規有望市場分析報告書」によると、韓国の化粧品輸出は2022年に対中国輸出不振で逆成長したが、昨年は前年比6.2%増加した。日本、米国、ベトナムに輸出市場を多角化した影響だ。

今年1~3月の化粧品輸出も前年同期比21.3%増加し、成長を続けている。

報告書は、持続的な輸出拡大のために新規市場の開拓が必要だと強調した。このため▽化粧品の輸入需要▽韓国に対する関心度▽市場の潜在力があるインド・トルコ・メキシコ・タイを有望市場に挙げた。

インドは世界で7番目に大きい化粧品小売市場を持つ。パンデミック以後、インドでK-コンテンツが主流文化に浮上し、韓国化粧品の人気が高まっている。韓国は2022年、インドの基礎・色調化粧品の輸入市場でベルギー、米国、フランスを抜いて3大輸入国に浮上した。

トルコでも韓国化粧品の人気が高まり、市場シェアが上昇している。

報告書は、大規模な韓流同好会員を保有するメキシコとタイも有望市場と分析した。メキシコには2800万人の韓流同好会の会員がいる。

タイは世界韓流同好会の会員数3位の国だ。特に、肌の美白と自然な化粧法を好み、2022年以降、韓国化粧品が日本製品を抜いて輸入シェア2位を記録している。

報告書は「インド化粧品市場攻略のためにビーガンなど基礎化粧品中心のオンラインマーケティングが必要だ。トルコ市場ではハラール・ビーガン製品拡大と合理的価格設定が重要だ」と提言した。また「メキシコは現在、基礎・色調化粧品の輸入市場で韓国製品のシェアが約3%と低調なだけに、オンラインショッピングモールを中心に進出の余地が大きいものとみられる」との見解を示した。

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