2024 年 4月 29日 (月)
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韓国、農産物値下がり、光熱費はアップ

スーパーで買い物をする市民(c)news1

韓国銀行は23日、10月の生産者物価指数が前月より0.5%上昇したと明らかにした。前月(0.1%)に比べ、上昇幅が0.4ポイント拡大したことになる。

生産者物価指数の前月比上昇率は、7月の0.3%から8月の-0.4%にマイナス転換した後、9月には0.1%に反騰した経緯がある。

韓銀経済統計局物価統計チーム長のソ・ジョンソク氏は「10月の生産者物価は農産物価格が下落したが、電力・都市ガス価格が原価の変動を反映して上昇し、全体的に前月比で上がった」と分析している。

生産者物価は通常、1カ月程度の時差を置いて消費者物価に反映される。今回も生産者物価が明確に改善されておらず、物価高の状況は続くという展望が有力視されている。

農林水産品の場合、水産物が1.5%上がる一方、農産物(-11.2%)と畜産物(-4.5%)が下がり、前月比-7.3%下落した。先月、農産物が大幅に下がった理由は、栽培面積の拡大と良好な作況のためという。工業製品は化学製品(-0.2%)が下落したが、石炭・石油製品(-1.9%)、飲食料品(-0.4%)などが上昇し、前月比0.3%上昇した。

また、電力・ガス・水道及び廃棄物は電力・ガス・蒸気(10.0%)が大きく跳ね上がり、1カ月前に比べて0.8%上昇している。

(c)news1

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