2024 年 5月 6日 (月)
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米韓、4年ぶり新「国防ビジョン」発表…北朝鮮の非核化でなく「核脅威」反映

シン・ウォンシク国防相(右)とオースティン米国防長官(国防省提供)(c)news1

韓国のシン・ウォンシク(申源湜)国防相とオースティン米国防長官は13日、ソウルで開かれた第55回韓米安保協議会議(SCM)を契機に韓米同盟国防ビジョンを発表した。北朝鮮を「最も根本的かつ緊急な脅威」と規定している。

ムン・ジェイン(文在寅)政権時代の2019年に発表された国防ビジョンにある「北朝鮮非核化と朝鮮半島の平和」の代わりに「北朝鮮の核の高度化」という現実的な状況を反映した。韓国国防省はこれについて「国防の優先順位を識別し、共同の安保構想を確立した」と説明した。

韓米両国は今回の国防ビジョンで「韓国の最も根本的かつ緊急な脅威である北朝鮮に対応する」とし「北朝鮮を含む域内敵対的行為者の戦略的攻撃と侵略を抑制することが重要だ」とした。そのために「韓米は連合防衛体系を強化する」とうたっている。

(c)news1

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