2024 年 4月 29日 (月)
ホーム社会少なく着て、少なく食べても「子供の塾代」は減らさない韓国の保護者

少なく着て、少なく食べても「子供の塾代」は減らさない韓国の保護者

昨年3月13日、ソウル市内の塾街の様子(c)news1

高金利と急騰するエネルギー・食料品物価により、韓国では新年からどの家庭でも支出を最小化し、財布の紐を締めている。だが、教育熱だけは依然として冷めていない。新年から塾費が相次いで引き上げられ、家計負担が増しているが、保護者10人のうち7人は私教育費を維持したり、むしろ増やしたりしていることがわかった。

英語教育専門企業「ユン先生」が1月12日から1週間、高校生以下の子供を持つ保護者824人を対象に私教育など家計支出と関連したアンケート調査を実施。その結果、69.4%が「現在と同じように私教育を続ける計画」と明らかにした。「現在より増やす計画」は17.0%であり、「現在より減らす計画」という回答は13.6%で最も少なかった。

全般的な物価高に塾代まで上がる中でも、私教育費用だけは最大限維持するという意味だ。

実際、回答者の89.1%が家計支出を減らす、あるいは減らす計画があると答えた。このうち私教育分野の支出を減らすという割合は23.3%だった。保護者たちは私教育費の代わりに食費(69.9%)と文化生活費(67.4%)、旅行費(54.6%)、衣類費(43.6%)を減らすという。

(c)MONEYTODAY

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