北朝鮮の朝鮮中央通信は24日朝、同国の国家宇宙開発局が同日未明、平安北道鉄山郡の西海(ソヘ)衛星発射場から偵察衛星「万里鏡(マンリギョン)-1」号を新型衛星キャリア・ロケット「千里馬(チョンリマ)1」型に搭載し、2回目の打ち上げを試みたと報じた。
同通信によると、「千里馬-1」型の第1段と第2段はいずれも正常に飛行したものの、第3段の飛行中に非常爆発システムにエラーが発生し、失敗した。同局は、早期に原因を解明するとしている。
一方、今回の事故原因について、同局は「ロケットの発動機の信頼性と体系上、大きな問題ではない」と説明している。原因を究明し、対策を講じたあと、10月に3回目の発射を断行すると表明した。
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