2024 年 4月 26日 (金)
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テレビが映画館みたい…超大型テレビに翼をつける韓国技術

「SIGNATURE OLED 8K」(LG電子のホームページより)©KOREA WAVE

世界的なインフレでテレビ市場の低迷が続く中でも、70インチ以上の超大型テレビ市場の技術競争が熾烈だ。価格変動に関係なく一定以上の需要が保障されて収益性が高いため、主なテレビメーカーは画質や音響を向上させたプレミアムテレビの発売を急ぐ。

市場調査機関「オムディア(Omdia)」は、今年のテレビ市場の年間出荷量を昨年より189万台減った2億1163万台ほどと予測したが、6月に再び284万台ほど下方修正し、2億879万台余りと見通した。

しかし、景気の影響が少ない70型以上の超大型テレビ需要は堅調で、販売に占める割合が初めて20%を超える見込みだ。

主なテレビメーカーは市場攻略のために高価だが差別化された品質を備えた超大型プレミアム製品を相次いで販売している。

LG電子の「シグネチャーオーレッド8K(SIGNATURE OLED 8K)」88型テレビは4700万ウォンで、サムスン電子が最近発売した2022年型「NeoQLED」98型新製品は4500万ウォン台だ。値段は高いが、圧倒的な高画質と臨場感あふれる音響、繊細な明暗比などプレミアムテレビを好む消費者が望む機能をすべて備えている。

プレミアムテレビは、映画館を連想させる没入感のために、スクリーンの厚さとディスプレーを囲む枠であるベゼルの幅を大幅に減らした。

LG電子の「シグネチャーオールレッド8K」の画面サイズは、成人男性の身長よりはるかに大きい222センチだが、ベゼルの幅は1.5ミリに過ぎない。バックライトなしで3300万個を超える画素を自由自在に調節する、というLGだけの繊細な技術と、「ゼロベゼル」に近いフォームファクター(外形)革新で圧倒的な没入感を与える。

©MONEYTODAY

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