2024 年 11月 26日 (火)
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ソウル首都圏で急激に冷え込む朝…出勤時に季節の変化を実感

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2日朝、ソウル首都圏の地下鉄5号線西大門駅の交差点では、マフラーや軽いダウンを着た市民らが急いで出勤していた。思いのほか冷え込んだ天気に薄着の市民は、手をポケットに入れて早足で歩き、頬を赤くしながら寒さに備えていた。この日のソウルの最低気温は10度で、2日前の最低気温18度から8度も下がった。

20代の会社員は「玄関を出た瞬間、あまりに寒くて一度家に戻った。コートを探して着たため、いつもより遅れて会社に着きそうだ」と語った。また、別の20代の会社員も「天気予報をちゃんと見ずに半袖で出てきてしまった。寒いという以外、言うことがない」と話していた。

ソウル市永登浦区から京畿道坡州まで通勤する30代の会社員は「会社の通勤バスではエアコンを使わなくなった。半袖を着た人が減り、ほとんどがカーディガンやニットを着ている」と語った。

自家用車で通勤した会社員も寒さの変化を実感していた。ソウル市恩平区に住む会社員は「昨日は車で通風シートを使ったが、今日は温熱シートに切り替えた。一日でこんなに天気が変わるとは」と驚きを見せた。

職場の雰囲気にも変化があった。ソウル市西大門区に通勤する30代の社員は、寒さに備え、会社で「エアコンマット」を引っ張り出した。「急に寒くなり、通勤のルーティンが完全に変わってしまった。ニットベストにジャケットまで着たが、それでも寒くて後悔している。いつもは朝にアイスラテを飲んでいたが、今日は温かいラテにした」と話している。

先週末や祝日だった前日、外出できなかったことを惜しむ声も聞かれた。20代の会社員は「秋のピクニックもできなかったのに、もう寒くなって心配だ。国軍の日(10月1日)にどこかへ出かけるべきだったかも」と後悔した。

気象庁によると、北西から寒気が南下してきたため、2日と3日は最高気温が20度前後にとどまり、強い風も相まって寒く感じるという。この日の最高気温は18~23度で、前日より5~10度低くなる見込みだ。また、10月3日の開天節まで例年よりやや寒い天候が続くと予想されている。

気温が急に下がったことで、風邪への懸念も広がっている。ソウル市九老区の会社員は「出勤途中に解熱鎮痛剤を持ってきた。気温が下がり、頭痛と体のだるさを感じたが、病院が休みのため急いで常備薬を飲んだ。明日は祝日で病院が開かないため、今日の昼に病院で薬をもらう」と語った。

また、ソウル市江東区に住む30代の会社員も「昨晩はボイラーをつけて寝たが、突然の気温低下で風邪をひきそうだ」と話していた。

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