
ソウル北部地裁はこのほど、体感温度が氷点下15度の真冬に犬20匹を野山に遺棄したとして動物保護法違反の罪に問われた男性(43)に懲役4月、執行猶予1年を言い渡した。
男性は昨年12月16日、ソウル市蘆原(ノウゥン)区の野山に犬20匹を遺棄し、酷寒の中に放置するなど虐待した。1匹はその場で死亡した。
男性は2021年ごろ、犬を飼う知識も経済力もないのに次々と犬を譲り受け、議政府(ウィジョンブ)市の農場で飼っていた。しかし、生活が苦しくなり、野山に捨てたという。
裁判長は「子犬1匹が死んでおり、事案は軽くない。しかし、自ら告白し、動物関連団体でボランティアをするなど努力もしている」と述べた。
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