2024 年 5月 5日 (日)
ホーム経済ゲーム「お金を食べるカバ」ポケモンガオレって…子供「賭博」への懸念

「お金を食べるカバ」ポケモンガオレって…子供「賭博」への懸念

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韓国で最近、子供たちの間で人気ゲームになった「ポケモンガオレ」が“お金を食べるカバ”に転落した。1ゲームで最大3000ウォンという少なくない料金に常習性も加わり、1日に数万ウォン使うケースが数え切れないほどあるからだ。

ポケモンガオレとは昨年8月、国内に流通したポケットモンスターを素材にしたアーケードゲームで、全羅北道(チャンラプクト)15カ所をはじめ全国250カ所余りの大型スーパーやゲームセンターなどにこのゲーム機が設置されている。

1ゲーム1500ウォンのこのゲームは、2つのボタンを連打してポケモンと戦闘を繰り広げるという方式だ。ゲームに勝利してポケモン捕獲に成功すれば、1500ウォンの追加金を払ってORコード技術を適用したプラスチック素材の「ポケモンディスク」をもらえる。

問題はゲームで望んだポケモンが出てこなかった時だ。ゲームの中のポケモンは1から5等級に分かれているが、最もレアな5等級ポケモンが出る確率は非常に少ない。

人気の高い等級のポケモンをもらうためにはゲームの参加回数を増やすしかない仕組みなので、ゲームに使う費用が幾何級数的に増えることになり、賭博性が高いという懸念が出ている。

さらに中古取引アプリやインターネットコミュニティでは、一部の5等級ポケモンディスクが1個5万ウォン以上で取引されるなど、ディスクを巡って価格駆け引きし、日常的に金銭取引をするという行動が増えているのが実情だ。

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