2025 年 6月 23日 (月)
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韓国で100歳以上の年金受給者が200人超に…最高齢はなんと111歳

ソウル・タプコル公園前を歩く高齢者(c)news1

韓国が超高齢社会に突入した中、100歳以上で国民年金を受給している高齢者の数が200人を超えたことが分かった。最高齢の受給者は111歳。長寿社会への移行が現実のものとなっている。

国民年金公団が明らかにしたところによると、2025年1月時点での国民年金受給者総数707万人のうち、100歳以上の受給者は計201人に上った。これは、5年前の2020年に初めて100人を突破して以来、急速に増加してきた結果だ。

このうち全員が「遺族年金」の受給者に該当する。遺族年金は、老齢年金や障害年金の受給権者が死亡した際に、その配偶者など遺族に支給される制度だ。

現在、国民年金受給者の中で最高齢者は111歳。老齢年金の最高齢受給者は96歳、障害年金のそれは94歳だった。

韓国では昨年12月、65歳以上の住民登録人口の割合が20%を突破し、国連の基準に基づく「超高齢社会」へと移行している。今後も高齢者人口の増加に伴い、年金財政への負担や制度見直しの必要性が一層高まる見通しだ。

(c)NEWSIS

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