2024 年 5月 14日 (火)
ホーム国際K-フード旋風、米国に上陸…フロリダから10時間走ってきて「ポン菓子ください」

K-フード旋風、米国に上陸…フロリダから10時間走ってきて「ポン菓子ください」

米ノースカロライナ州道ローリーの農産物市場内の韓国ポン菓子店の様子(c)MONEYTODAY

韓国風チキンや冷凍キンパプ(のり巻き)が代表格とされる米国のK-フード(韓国料理)旋風に伝統的な「ポン菓子」が加わった。

先月30日、米南東部ノースカロライナ州の州都ローリーのファーマーズマーケットをのぞくと「ポン」という大音響とともに香ばしいにおいがあたりに広がり、地元の買い物客も足を止めてポン菓子ができる様子に見入っていた。

4年前から韓国人夫婦がハンバーガー食堂とともに運営するポン菓子店はノースカロライナ「K-フード」の広がりを象徴する名物に挙げられる。

近隣の韓国人はもちろん、米国人もおやつとしてポン菓子を好んで手に取る。工場で大量生産され、スーパーの棚に並ぶものとは一味違う。甘味料と砂糖を抜いてカロリーを大幅に下げ、サツマイモとタマネギの風味を加えて健康食K-フードに仕立てたのが人気の秘密だ。

米最南端のフロリダから車で10時間以上走ってポン菓子を買っていくマニアもいるという。

このほかネットフリックス「イカゲーム」に出てくる「タルゴナ」(砂糖にベーキングソーダを入れて作るキャンディー)や「コンドッグ」と呼ばれる「韓国式ホットドッグ」も米国で人気を獲得。先月4日、ローリー韓人会主催のK-フードフェスティバルでは、トッポッキ、のり巻きと並んでホットドッグやポン菓子の店が大にぎわいだった。

(c)MONEYTODAY

RELATED ARTICLES

Most Popular