2025 年 3月 4日 (火)
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K-ビューティ企業、IPO活況…世界市場拡大で株価上昇

(c)MONEYTODAY

韓国の美容製品が世界市場で人気を拡大する中、K-ビューティ関連企業の株価が好調を維持している。韓国の美容企業は国内需要の低迷を海外市場の拡大で補い、業績の成長が期待される。これに伴い、美容業界のIPO(新規株式公開)準備も活発化している。

コスダック市場では2月27日、グローバルメディカルエステティック企業「Asterasys(アステラシス)」の株価が前日比8.59%上昇。1月の上場以来、安定した株価成長を見せている。また、昨年KOSPI市場に上場した「APR」も公募価格比20%上昇するなど、Kビューティ関連株は好調だ。これは韓国企業が海外市場でのシェア拡大に成功しているためとみられる。食品医薬品安全処によると、2023年の韓国の化粧品輸出額は前年比20.6%増の102億ドルに達し、初めて100億ドルの大台を突破した。

こうした流れを受け、新規上場を目指す企業も増えている。「CA(客室乗務員)ミスト」で知られる「D’Alba(ダルバ)」グローバルは今年上半期にKOSPI市場へ上場予定で、企業価値は5000億ウォン以上と推定される。「BENOW(ビナウ)」はサムスン証券と上場主幹事契約を締結し、スキンケアやメイクアップ製品を展開しながら10カ国以上に輸出している。色彩コスメの「ミミボックス(MEMEBOX)」、美容クリエイター企業「レフェリ(LEFERI)」、美容機器メーカー「イージーテム(EASYTEM)」、化粧品パッケージング「SMCG」などもIPO準備を進めている。

2023年のIPO市場は全体的に低迷していたが、Kビューティ関連企業は比較的好調な成績を収めている。特にダルバグローバル、ビナウ、ミミボックスの上場が成功すれば、投資家の関心が一層高まる可能性がある。今後、低価格コスメの成長やリテールビジネスの強化といった流れを受け、Kビューティ企業のIPOブームがどこまで続くか注目される。

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