2024 年 5月 3日 (金)
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K-コンテンツ輸出額(2022年)が過去最大の132億ドル

写真=ソウル経済振興院提供(c)MONEYTODAY

韓国文化体育観光省は5日、2022年のコンテンツ産業は輸出額と売上額が共に過去最大だったと発表した。輸出額は132億4000万ドル(約17兆3801億ウォン)で、前年比約6.3%の増加。売上高は150兆4000億ウォンで、前年比9.4%成長した。

今回の統計は、文化体育観光省が9つの産業(ゲーム、出版、漫画、音楽、アニメーション、広告、キャラクター、知識情報、コンテンツソリューション)事業体を対象に調査した結果と、2つの機関(映画振興委員会・情報通信政策研究院)がそれぞれ映画・放送産業を調査した結果を引用する形で進められた。

2022年のコンテンツ産業の輸出額は、二次電池(99億9000万ドル、約13兆1139億ウォン)、電気自動車(98億3000万ドル、約12兆9038億ウォン)、家電(80億6000万ドル、約10兆5804億ウォン)など、主要品目の輸出額を上回る数値だ。

同省はコンテンツ産業の輸出額が過去最高を記録し、製造業やサービス業など関連産業にも肯定的な影響を及ぼすものと期待している。実際、韓国輸出入銀行の研究結果によると、韓国のコンテンツ輸出が1億ドル増加する時、化粧品と食品など消費財輸出も1億8000万ドル増加するという。

また、2022年のコンテンツ産業の売上高は前年比9.4%成長し、産業全体の成長率が3.3%だったことを考えると、はるかに成長したということになる。

2022年のコンテンツ産業事業体数は約11万5000社で前年比5.7%増加し、従事者数は6%増加した約65万1000人だった。

同省は2024年にもコンテンツ産業の量的・質的成長を持続的に支援する方針だ。

まず、コンテンツ産業分野の予算約1兆23億ウォンを確保。新設された「K-コンテンツ戦略ファンド」を含め、過去最大規模の1兆7400億ウォンの政策金融を供給する。

また、海外でK-コンテンツ輸出を総合的に支援する海外ビジネスセンターを15カ所から25カ所に大幅に拡充する。

ユ・インチョン文化体育観光相は「K-コンテンツが世界の人々に愛されており、確実な支援を通じてコンテンツ産業を国家戦略産業に育成する。統計調査結果だけでなく、現場の意見を持続的にまとめ、現場で必要とする政策を用意し産業を後押しする」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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