
著作権者の許可なく動画を投稿したとして著作権法違反に問われた韓国のユーチューバー(40代)に対し、ソウル北部地裁はこのほど、罰金700万ウォン(約77万円)を言い渡した。
このユーチューバーは海外ドラマや映画のレビュー動画で登録者140万人を有する。ユーチューバーは2024年6月29日と7月7日、自身のYouTubeチャンネルに、米国の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の映像の一部を、著作権者の同意なしにアップロードしたとされる。
著作権法第136条第1項によれば、著作財産権など法により保護される財産的権利を無断で複製、公演、公衆送信、展示、配布、貸与、二次的著作物として利用した場合、5年以下の懲役または5000万ウォン以下の罰金などが科せられる。
地裁は「被告は2021年9月から2023年11月にかけても同様の理由でYouTubeから動画の削除などの制裁を受けていたにもかかわらず、自粛せず再び同様の行為に及んだ」と指摘。さらに「得られた経済的利益も考慮して量刑を決定した」と述べた。
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