
韓国の俳優キム・スヒョンが未成年者交際疑惑に巻き込まれ、芸能活動が困難な状況に直面している。現在出演中のMBCバラエティ番組「グッドデイ」の出演継続が不透明となり、ディズニープラスのTVシリーズ「ノックオフ」の公開も延期の可能性が高まっている。
キム・スヒョンと未成年者の交際疑惑は、先月16日に亡くなった俳優キム・セロンさんに関連している。
セロンさんの遺族は今月10日、YouTubeチャンネルで「キム・セロンが未成年時代から6年間、キム・スヒョンと交際していた」と主張した。これに対し、キム・スヒョンの所属事務所は虚偽だとして法的措置を取る方針を示した。
しかし、キム・セロンさんとの写真や手紙が公開されると、反論が難しい状況となっている。業界関係者は「当初は様子見だったが、今は何らかの措置を取らざるを得ない」と述べている。
「グッドデイ」では視聴者から降板を求める声が相次いでおり、番組制作側はキム・スヒョンの出演シーンを最大限編集し、降板させる方向で調整しているとの見方が強い。
放送関係者は「放置するのは難しく、今後の放送に向けて削除されるだろう」と語っている。
また、ディズニープラスの「ノックオフ」も影響を受けており、4月に予定されていた制作発表会やインタビューにキム・スヒョンが出席できるか不透明だ。撮影は予定通り進んでいるが、公開延期の可能性が指摘されている。
芸能界関係者は「最悪の事態を避けるためには、キム・スヒョン側が確固たる証拠を提示し、交際を否定する必要がある」と話している。
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