2025 年 3月 14日 (金)
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韓国・現代自動車の鄭義宣会長、年俸減少……職員の平均年俸はアップ

チョン・ウィソン(鄭義宣)現代自動車グループ会長(c)news1

韓国・現代自動車グループのチョン・ウィソン(鄭義宣)会長の昨年の年俸は115億1800万ウォン(約11億7737万円)で、前年より5.6%(6億8300万ウォン)減少した。これは賞与額の減少が主な要因とされる。一方で、現代自動車やグループ企業の起亜(キア)、現代モービスの役職員の平均年俸は上昇し、サムスン電子の水準を上回った。

現代自動車が公示した2024年事業報告書によると、チョン会長は現代自動車から70億8700万ウォン(基本給40億ウォン、賞与28億ウォンなど)、現代モービスから44億3100万ウォンを受け取り、合計115億1800万ウォンとなった。起亜では登記役員を務めているが、昨年の報酬はゼロだった。今年の株主総会で報酬案が可決されれば、起亜からも支給される見込みだ。

昨年の現代自動車の役職員の平均年俸は1億1700万ウォンから1億2400万ウォン(約1267万円)へ5.4%上昇。起亜は1億3600万ウォン(前年から6.6%増)、現代モービスは1億3500万ウォン(8.8%増)となり、サムスン電子の1億3000万ウォンを上回った。

現代自動車と起亜の販売価格は、ジェネシスブランドの好調と為替レートの影響で上昇した。2024年の現代自動車の海外乗用車の平均販売価格は6900万ウォン(前年より9.6%増)、起亜のRV車は6382万ウォン(10.4%増)となった。米国市場ではジェネシスの販売が8.4%増加し、高価格帯モデルが全体の価格上昇に貢献した。

(c)news1

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