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韓国の天安(チョナン)と論山(ノンサン)を結ぶ高速道路で、外国人とみられるグループが交通事故を起こして現場から逃げる事件があった。放送局JTBCの番組「事件班長」が報じた。車内からビール缶が見つかり、飲酒運転の可能性も指摘されている。
事故に遭った男性会社員の話では、1月29日午後7時ごろ、高速道路を走行中、渋滞で徐行した際に外車に追突された。ドライバーは現場で声をかけてきたが、発音が不明瞭だった。男性は「ドライバーを含め車内に3人おり、中央アジア系に見えた」と話している。
グループは「路肩に止めよう」と言い、双方が車を移動させたが、その後、全員が姿を消した。通報で警察が駆けつけたが、誰も戻ってこず、車内からはビール缶が見つかった。
さらに、男性の車のドライブレコーダーのメモリーカードも抜き取られていた。グループの車両の所有者とも連絡がつかず、男性は「修理費約4500万ウォン(約495万円)を自分で保険処理せざるを得ない」と憤っている。
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