米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)シリーズ「イカゲーム」で人気を集め、スターダムにのし上がった俳優オ・ヨンス被告(79)が強制わいせつの罪に問われた事件の控訴審初公判が29日、韓国・水原地裁で開かれた。オ・ヨンス被告は「一審の判決が重すぎる」と主張した。
オ・ヨンス被告は「初犯であり、わいせつ行為の程度が深刻ではない」「映画から次々と降板し、社会的な制裁も受けた」としたうえで、一審の判決が重すぎると訴えた。
次回の裁判は10月29日午後に予定されている。
オ・ヨンス被告は、2017年、大邱の散歩道を歩いていた際、被害女性を抱きしめたあと、女性の住居前で頬にキスをするなど、2回にわたりわいせつ行為をした罪に問われている。
オ・ヨンス被告は起訴事実を否認したが、一審の水原地裁城南支部は懲役8カ月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。被告・検察ともに判決を不服として控訴していた。
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