2024 年 11月 26日 (火)
ホーム経済IT/メタバース非対面プレゼンに躍動感と没入感…「スタジオV」オープン

非対面プレゼンに躍動感と没入感…「スタジオV」オープン

「スタジオV」で進められる会議(イノーションワールドワイド提供)©news1

現代自動車グループ系広告会社「イノーションワールドワイド(INNOCEAN Worldwide)」は18日、主要企業や海外広告主に対応する際、今後も非対面プレゼンテーション(PT)が日常化すると予想されることから、先端画像PT施設「スタジオV」をオープンしたと発表した。

「スタジオV」は、非対面PTの限界とされる「躍動感」「没入感」を十分に伝えられるよう、先端インフラを構築したのが特徴だ。

特に100インチ級の「デジタルサイネージ」(ディスプレイなど電子的な表示によって情報を発信するメディアの総称)を活用したり、大型のクロマキー(映像の一部から特定の色の成分を切り離してそこに別の映像を合成する技術)により、PTをライブで中継できる。

発表者が前に置かれたモニターを通じてリアルタイムで広告主との対話も可能。事前の練習撮影によって細部の改善もできる。

「スタジオV」は、高度化したテレビ会議システムも備える。マイクをオンにすればカメラが話す人を自動追跡し、座席ごとの電動モニターも設置されている。

イノーション関係者は「新型コロナウイルス感染のパンデミック以降も、非対面とオンラインでの対話は進化する。画像PT施設を活用して韓国内外で競争力をさらに引き上げたい」と語っている。

同社は「スタジオV」以外にもメタバースプラットフォーム「イノーションタウン」を活用して、世界中の役職員が空間の制約を受けずに対話できる「グローバルタウンホールミーティング」にも成功している。新入社員の「オンボーディングプログラム」(新たに組織に入った人が少しでも早く活躍できるようサポートする仕組み)にもメタバースを活用し、非対面でも職員の集中力を高めている。

©NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular