2024 年 12月 28日 (土)
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韓国でペット犬の噛みつき事故頻繁…「首輪・口輪しなければ処罰」

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韓国でペットを飼う人口が増え、犬の噛みつき事故が頻発している。特に、ペット同伴の野外活動の際、首輪や口輪をしていない状態で事故が起きれば、犬の飼い主も処罰を受ける可能性があり、注意が必要だ。

昨年8月1日午後、江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)で、自転車に乗ってミックス犬2匹と散歩中、1匹が、近くを歩いていた女性(54)の左ふくらはぎを噛む事故が発生した。当時、ミックス犬2匹は首輪や口輪をつけていなかった。女性はこの事故で全治2週間のけがを負った。

飼い主(75)は女性に訴えられ、裁判所から罰金80万ウォンを言い渡された。この時、裁判所は「飼い主には首輪や口輪をするなどの安全措置を取って犬にかまれる事故を防止すべき注意義務があるが、これを守らなかった」とした。

このように噛みつき事故が頻発する一方で、散歩などペット同伴野外活動が増えているため、江原道は7日、動物保護法の順守事項の取り締まりに乗り出した。

道内18の市郡で自主取り締まり班を編成し、ペット同伴の散歩活動が多い遊歩道や公園などを中心に実施する。

順守事項に違反している場合、過料賦課など行政措置が取られる。主な違反事項は▽安全措置の不履行(50万ウォン以下過怠金)▽認識票の未使用(20万ウォン以下過怠金)▽排泄物の未処理(10万ウォン以下過怠金)など。

外出時の首輪(胸輪)は2m以下でなければならず、建物内部の共用空間で動物は抱いたり首輪を着用したりしなければならない。

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