韓国で、缶ビールから鼻水のようにトロッとした粘液状の「異物」が出てきたとして消費者が訴えている。
JTBC「事件班長」によると、情報提供者は先月中旬ころ、倉庫型スーパーマーケットであるブランドの缶ビール3箱を購入した。
最近そのうち1本を開け、コップに注いでいると、中から粘液状の物質が出てきた。その時購入した別の缶を開けてみると、やはり同じような物質があった。においはしなかった。
ビール会社に抗議すると「フォークリフトで揺られるうち、わずかな空気が流入し、たんぱく質とまじって粘液状の物質が作られた可能性がある」と回答があったという
メーカーは購入したビールは廃棄すると言って持ち帰り、新たなビールを持ってきた。
食品生命工学のチャ・ユンファン博士はこのビールを見て「増粘剤やたんぱく質成分がきちんと混ざっていないのでは。毒性はないが、何らかの措置が必要だろう」と述べた。
先月27日には別のネットユーザーも同じブランドのビールについて、オンラインコミュニティに「ビールから鼻水のような粘液質が出ます」という文章と写真を載せている。
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